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岩手県交通で最後まで働き続けた「日本最後のBU04」がこの度引退しました
国内最後のBU営業車として活躍を続けたバスが国際興業カラーを身にまとい、おわかれイベントが開催されました
今回のイベントでは国際興業塗装車のみですが方向幕を1時間ごとに動かしての撮影会も開催されました♪
尚、方向幕不調で系統番号は[東55]のままですが、その辺は愛嬌ということで^^;
まずはじめに各方向幕の様子から
[赤31]赤羽駅(東口)
ご存知、関東バスと共同運行の[赤31]系統
[西川61]下笹目
3491号車は赤羽所属だったため[西川61]系統の運用はなかったようです
[東55]東京駅(丸の内駅北口)
かつて都営バスと共同運行していた都営志村車庫と東京駅を結ぶ路線
なつかしのバスとなつかしの系統、なかなか貴重な一コマとなりそうです
イベントのパンフレットでは「?????」と書かれていたヒミツ幕!
このイベント後、トミーテックへ譲渡され「おもちゃのまち」に保存・展示されることからこんな方向幕で登場!
[東55]おもちゃのまち
[東55]トミーテック
ここからは展示された2台に着目!
国際興業3491号車と岩手県交通770号車のツーショット
国際興業バス3491号車
岩手県交通では「岩手22き・769」として水沢営業所に所属
晩年、数台残った岩手県交通BUの中でも直結冷房車はこの1台でした
非公式面
真横から見た3491号車
ドア上に設置された側面方向幕
リア
岩手県交通ではリア方向幕部分は広告がつけられていたが、今回は方向幕をつけての展示
エンジンルーム
ワールドカップ開催時に全車で消された懐かしの「KKK」の文字も復活!
時代を物語る「均一運賃170円」の運賃プレート、ちなみに裏面は「180円」と再利用していたのでした♪
93年の国際興業からBUが引退する際にイベントでつけられたヘッドマーク
岩手県交通770号車
国際興業時代は志村営業所に所属し、5084号車「練馬22か24-05」として活躍していた
岩手県交通では水沢営業所に配属され、後に営業所統廃合で胆江(たんこう)営業所に所属していました
サブエンジン車は直結冷房車とは方向幕位置も違う
リア
岩手県交通ではリア方向幕部分に広告板を装着していました
エンジンルーム、3491号車と微妙にベルトなどが違うのがわかる
いまでは冷房車が当たり前ですが、昔は珍しかったためつけられていた「冷房車」プレート
車内銘板
左が国際興業3491号車、右が岩手県交通770号車
前ドア上部付近に残ったままだった旧社番
上が国際興業3491(岩手県交通769)号車、下が岩手県交通770(国際興業5084)号車
最後までレポートをご覧いただき誠にありがとうございましたm(__)m
最後に会場から引き上げる際のレッカー移動の画像でお別れです
国際興業塗装3491号車はトミーテックに譲渡、岩手県交通770号車は一般の方と交渉中だそうです
いままで長い間の活躍ご苦労様!BU04!
岩手県交通での現役時代の画像はこちらでご覧ください♪